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どんな時でも食べて見せるわ

pokey.jpg

その昔ですね、
イラスト学科の卒制チェックに呼ばれたことが数年ありましてね、
穏やかな人間なんで(反論は聞かん)、
担当の先生の説明とか聞きながら、
とんちんかんなことを言ったりしてたんですよ。
批評しなきゃいけないのに。
その中の一つが6枚くらいの連作で、
女の子がいろんなシチュエーションの中でスイーツを食べてるってのがあってね。
あー、やっぱ女の子が描く絵だし、
かわいい絵だなーとか思ってたわけですよ。
そしたら担当の先生がですね、
「えー、これは拒食症の女の子をモチーフにした…」と。


え、そんな暗いテーマなんですか!?
と、驚愕のうちにワタクシ、
ま反対のことを口走ってしまいました。
「どんなとこでも食べて見せるわって言う絵かと思ってました」


担当の先生は机に突っ伏し、
他の先生からは失笑をいただきましたっけ。


明るい色調だし、
表情も特に暗いとは思わなかったし、
大口あけてケーキにかぶりついてる絵は、
若いお嬢さんのあっけらかんとした様子に見えたんですよ。
どんな状況になっても甘いもの食ったら元気でるわ、て。
「名言いただきました」とまで言われましたっけね。


なんでそういうことを思い出したかと言うと、
てんびんくんと話してて、
どうにも状況を考えてないんだなと思って。
芝居というか。
その拒食症の絵が正しくこっちに伝わらなかったのは、
読み手に問題があったとしても、
暗さが一切感じられなかったし、
食べないといられないという必死さとか、
そういうのが出てなかったんからだろうなと思うんですが、
ストーリーがくっついてくるアニメやゲームやコミックって、
描く人たちは状況を考えてる。
カメラ位置も光源も、
キャラの並びもそういうのないと決められないから。
妄想の産物だしさ。
「いや、もう、こんな顔されたらたまらんわ」とか思って描いてんでしょ、
かわいい女の子の絵なんてさ。
その「たまらんわ」の前に「こんな時に」があるわけで、
「こんな時に」=「状況」ってことだから。
リア充を楽しんだことあろうと無かろうと、
こういうシチュエーションで、くらい考えないかな。
なんてことをね、
思ってたら思い出しました。


あの時の彼女、
何も言われなかったけど、
怒ってたんだったらごめんね。
今頃だけど。


あぁ、もう次の金曜には再搬入だ。
どうなるどうなる。





著作権はまだ掌中にあり。
その点どうかよろしく。
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